神田にて。
とある「情報交換会」というものに参加してきました。ビジネスコンサルタント会社が主催。
いつもは社長が出ているのですが今日は代理で自分が出席。配られた参加者名簿を見てみると肩書きがみなさんすんごい。「社長」とか「取締役」ばっかり…しかもそこそこ規模の大きい会社も。うーん、完全に場違い。
偉い方々の講演を聞いたり、お互い話して情報を交換するらしいです。なるほど、講演だけ聞こう。
第一部
配布された資料は87ページ。数時間の会なのにすごいボリューム。日経新聞の切り抜きと、それに対する解説が手書きで書かれてます。
分厚い…これを2時間程度で全てやるのか。
経営コンサルの方がこれらの記事を1ページずつ確認していき、「2016年の大型M&TはIT業界で多く発生した」「インドではモバイル決済が急伸している」などのトピックについて説明を加えて話しておられました。
ほうほう。そうですかそうですかそうですか…
(話のスケールが大きいですな。さすが経営者の集まり。)
第二部
リネットジャパングループ社長の講演です。2000年に創業した「ネットオフ」というネット版のブックオフ・ハードオフのようなサイトを運営している会社。(元々はブックオフで働いていたらしい。)
なんだかすごい人たちが集まる会に来てしまった。
社長は1965年生まれ、1984年にトヨタ自動車を経て起業された方。
ここでネットオフの簡単な紹介。
サイトの会員は現在240万人。無店舗型。(Amazonや楽天でも販売している。)
2009年にはシリコンバレーの著名コンテスト「PACT2009」でファイナリストになる。ネットを活用したビジネスでは在庫を持たない形態が多い中、自社で在庫を持つ点が特徴的だと認められての受賞。
2012年には世界No.1の中古書店としてギネス認定されている。
年25回以上の高在庫回転を実現。本の買取とNPO、NGOへの寄付を組み合わせたスマイルエコプログラムで2009年にはCSRにおける権威「日本フィランソロピー大賞」の奨励賞を受賞。
100万点以上の商品データベースを構築し、「市場での人気度」×「在庫数」を反映した買取・販売価格のコントロールを実施。
すごー
事業とか
(起業話は省略)2000年に起業した当初は本のみ取り扱っていたが、今は本だけでなく小型家電なども取り扱っている。さらに、今は都市鉱山を掘り当てることを目指している。
え?都市鉱山?
現在、南アフリカの天然鉱山の金よりも日本にある都市鉱山にある金が多い。ポーランドの銀天然鉱山よりも日本の都市鉱山のほうが多い。
天然鉱山だけでは資源が2050年には枯渇すると言われている。すでに世界の天然鉱山よりも都市鉱山のほうが多い状況。これらの都市鉱山を宅配で集めて活用していきたい。
家庭で眠っているPCは600万台あると言われている。眠っているPCがあれば送料無料で回収中とのこと。
会場で配られた広告
ほー。ネットオフを使ってみようかな。使ってないPCが家に2台眠ってるので、こういうのでなんとかできないだろうか。メルカリとかジモティーとか、いろいろあるけど。
不用品処分することができたらまた書くかもしれません。
経営者目線の方々が集まる会でしたが、自分は消費者目線で楽しませていただきました。よかったよかった。
それでは。