この日は社長がとある集まりで登壇してほしいと招待されたのでついて行きました。場所は参議院議員会館。完全にお上りさん状態。おお。すげえ。
複数の会社の経営者が登壇してそれぞれ自由にスピーチ。うちの社長が主要サービスであるFilii(フィリー)について説明。終了後には何人かが興味深々に質問しに来てくれていました。ネットいじめとか最近どんどん増えてますしね…もっと普及しないかな。
働き方改革
後半は別の経営者の方々4名によるパネルディスカッション。テーマは「働き方改革とモチベーション」
ここでもか。
「働き方」って昨年途中頃あたりからすごいニュースになっていろいろなところで議論されてる話。ディスカッションの中でもある経営者が「年始の新聞の経済面を読んだら経済成長に関することよりも『働き方』にフォーカスが当てられていて、時代の流れを感じた。」と言ってました。
兼業や副業(個人的には「複業」のほうが好きですが。)はもっと推進していかなければならないという意見で、ディスカッションをしている方々全員が一致。
ただ、彼らの視点は「優秀な社員は自社に囲っておいてはいけない。色々なことをやりたい社員は転職しか選択肢が無いと逃げてしまう。大事なリソースは複数の会社でシェアしましょう」という言い方。
シェアか。なんか物みないな扱いですな。あくまで会社として社員というリソースをどう最大限活用していくか、という話か。
まあ経営者視点としてはその言葉が一番しっくりくるだけで、深い意味は無いんだろうけど。
個人的には複業は大賛成。複数の仕事をすることで相乗効果があることと、一つの会社に依存する状況から抜け出せることが理由です。
相乗効果
一つの仕事だけだとどうしても狭くなってしまいます。個人的にも体験談があって、前の会社で複数の企業のシステムを見ていると、A社で発生した問題解決手法がB社で使えることがありました。いろいろな企業を見ること、他の業務をすることは効果があることは納得。(ただし当時は8社くらい見ていてワケわからん状態になってましたけどね。何事もほどほどに。)
あとは、あんまり遠すぎないことをやることが大事でしょうか。関係なさすぎることをやっていても相乗効果は見込みにくい。これは「ライフシフト」にも書いてあったような気がする。
1社依存から抜け出す
複業をして、他の場所でもやれるんだという自信を持つことは大切。収入の入り口が1つだけだと、そこに依存してしまう恐怖があると思うので。
多くのサラリーマンが株とか投資にハマるのもそういう心理があるのかなーと思います。不動産会社の人は盛んに「複数の収入口があるといいですよ。」って言ってきます。確かにそうなんだけどな…
そんなことを考えながらネット見てたらこんな記事。
この「複業」の流れ、どんどん来ますね。
しかし、人事制度を作る側は複業推奨したり、働き方変革したり、やること多すぎ。うまく制度を変えていけない企業は人材が逃げていくことでしょう。人事。。。大変そう。人事担当とか無理です。やってる人を尊敬します。
おわり。