高校時代の友人であるFと飲みに行くことになった。
何年ぶりだろう。ほぼ卒業以来なので14年ぶりか。何年も連絡をしていなかったけど、急にLINEで「飲もうぜ」との連絡があって、即「OK」と応じて飲むことに。
久しぶりに会うけどFはLINEやFacebookで顔を出していない。もし姿がすっかり変わってしまっていたら、変なリアクションしてしまわないか心配。すごい太ったり、もしくはハゲになってたらどうしよう。笑うべきか、気づかないフリをすべきか。。。などという無用な心配してみたが、会ってみると何も変わってない。なんかホッとする。制服と私服しか見たことないので、スーツ姿に違和感を覚える程度で、他は昔のまま。
北千住の気取らない店でざっくばらんに近況を話す
こういうときは最初はお互いの近況から話すことになる。Fは大学を卒業してから金融系の企業で働いているという。1社目は色々あって辞めて、今は2社目の金融系の企業で働いているという。話は盛り上がり酒と料理が進む。普段はあまり飲まない日本酒もグイグイ進む。ちょっと危険。
「なんで今日、急に連絡くれたの?」
「最近いさおのブログ見てて、働き方に関することの記事を読んでたら、なんだか俺に訴えかけてくるような気がしてね(笑)なんか飲みたくなった。」
まじっすか。嬉しい。本人的には、同業同世代の仲間数名向けにイメージして書いていいるんですけど、こうやって意外なところから反響があるようです。こうやって、予測できない人からリアクションが来るのがネットに文章書いていてよかったことです。
仕事にいろいろ不満があるらしく、別会社から天下ってくる人間が上で好きにやってることに腹を立てて前の会社を辞めたことや、組織が逆三角形(管理職が多くなりすぎ)になってきて不満があることなどを話してくれる。
「でも大きな金融系の会社でしょ?給料はいいでしょ。」
「確かに給料はいいよ。ただ、今は我慢できるけど、いさおの文章見ててなんだか俺も考えることが色々あってね。実はもともと話は進めてたんだけど仲間と起業するかも。」
「え、まじで?」
「大事なのはお金だけじゃないよなー」
正直、日本酒飲みまくってベロベロになってきておおまかな話しか覚えていないが、けっこう驚いた。そして、Fも次に向けて動こうとしている話を聞いて嬉しくなってさらに飲む。
日本酒何杯目か分からん。笑
最後は近くの「寿司勝」で寿司。お互い大人になったなー
いろいろ同世代と話すと、もちろん楽しくやりがいもって働けてる人もいるけど、けっこう疲弊している人が多い。30代になって会社内で主軸になってきて、でもリーマンショック後に入ってくる後輩が少なくて、若手のころの仕事も担当したまま中堅になってたり。負担が大きくなってる人も多い、と感じる。
そうじゃなくても、働いていく中で本人の希望と会社が提供できるものにズレが生まれることはよくあるし、でも給料とかのことを考えると辞めにくい人もいるだろうけど。
そんな同世代の働き方についての考え方に対して、少しでも参考になることを書けたらいいなーと思いながら、今日もサザエさん症候群になっているかもしれない、あいつとあいつに向けて文章を書いてみた。たぶん読んでないだろう。
今日は芸風を変えて書いてみました。ではみなさん、よい月曜日を。