ずっと前から知っていたのですが、ようやく購入。
新品を購入すると仕事をする上での自分の強みが何なのかを確認できるwebテストができます。(本に受験コードが付属しているのですが、このコードは1度しか使えません。中古で購入すると受験コードが利用済みの場合もあるので必ず新品購入をお薦めします)
この手の本は興味があるので何度かやってます。
過去に仕事で不利な戦いを強いられて辛い日々を送った経験があります。もうあんな状況に追い込まれるのは絶対に避けたい。自分が戦える強みは?戦える状況に持っていくにはどうしたらいいか?そういう点が気になっています。
テストは30分くらいかかります。テストを受けると5つの才能が判定されます。判定された強みについての細かい説明は本書に記載。参考にすることで自分の才能を強みとして活かせる、かもしれません。
まずは結果についての説明文。
自分だけの特長的な資質
The Gallup Organizationが長年に渡って実施してきた調査によると、仕事を最も効果的に行うのは、自分の強みと行動を理解している人たちです。 このような人たちは、仕事や家庭生活で日々求められていることをやりこなす戦略的な能力に優れています。
自分にどのような知識やスキルがあるかを確かめることによって、基本的な能力はわかりますが、自分の本来の資質に気付き理解することによって、どのような行動を取ることで将来成功を収められられるかがわかります。
「自分だけの特長的な資質」のレポートは、あなたのStrengthsFinderの結果に基づき、上位5つの資質を強い順に並べたものです。 全34項目中、これらの資質があなたの強みの上位5つです。
「自分だけの特長的な資質」は、資質を最大限に活かし、将来の成功につなぐ手がかりとなります。 個々の資質に着目したり全体を概観することで、自分にどのような資質があるかをよく把握することができ、さらにそれらを強みとして成長させ、仕事やプライベートの両面で一貫してよい結果を得ることができます。
34項目の色々な資質がある中の5つが結果として出るようです。何が強みか?
ぜひやってみてください。やってみた結果はそれなりに納得行くものでした。強味と弱味をうまく活用できれば仕事の改善に繋がると思います。
ここから先は個人的なテストの結果です。たまに読み返して自分の仕事の仕方がどうなのか振り返り、少しずつよい働き方ができるようになればと思います。
(1)社交性
社交性のWooとはWinning Others Overの略、つまりほかの人を魅了することにつきます。あなたは知らない人と出会い、彼らにあなたを好きにさせることに挑戦するのが大好きです。あなたは知らない人を怖がることがめったにありません。むしろ、あなたは見知らぬ人に元気付けられます。あなたは彼らに惹かれるのです。あなたは彼らの名前を知り、質問をし、共通の関心事をみつけ出し、それによって会話を始め、関係を築きたいのです。話題が尽きることを心配して、会話を始めることを嫌がる人がいます。
でもあなたは違います。あなたは何を話せばよいかを常に心得ているだけでなく、知らない人に近づくことを本当は楽しんでいます。なぜなら、はじめの一歩を踏み出して人との関係を作ることから、あなたは大きな満足を得るからです。そして一度そのような関係ができ上がると、あなたはそこでそれを終わりにしてまた次の人へ進みます。
これから出会う人は大勢います。新しい関係を築く新たな機会があります。これから交流を持つ新しい人の群れがいます。あなたにとって友達でない人はいません。ただ、まだ会っていないだけなのです。たくさんの友達に。
初対面好きなので「見知らぬ人に元気づけられます」っていうのがすごい分かる。初対面の人と話すことは楽しいです。でもその一方で、一度会って話したら「あなたはそこでそれを終わりにしてまた次の人へ進みます。」って、ちょっと淡泊すぎやしませんか?あたってる気もするけど。笑
(2)最上志向
優秀であること、平均ではなく。これがあなたの基準です。平均以下の何かを平均より少し上に引き上げるには大変な努力を要し、あなたはそこに全く意味を見出しません。平均以上の何かを最高のものに高めるのも、同じように多大な努力を必要としますが、はるかに胸躍ります。
自分自身のものか他の人のものかに関わらず、強みはあなたを魅了します。真珠を追い求めるダイバーのように、あなたは強みを示す明らかな徴候を探し求めます。生まれついての優秀さ、飲み込みの速さ、一気に上達した技能――これらがわずかでも見えることは、強みがあるかもしれないことを示す手がかりになります。
そして一旦強みを発見すると、あなたはそれを伸ばし、磨きをかけ、優秀さへ高めずにはいられません。あなたは真珠を光り輝くまで磨くのです。このように、この自然に長所を見分ける力は、他の人から人を区別していると見られるかもしれません。
あなたはあなたの強みを高く評価してくれる人たちと一緒に過ごすことを選びます。同じように、自分の強みを発見しそれを伸ばしてきたと思われる人たちに惹かれます。あなたは、あなたを型にはめて、弱点を克服させようとする人々を避ける傾向があります。あなたは自分の弱みを嘆きながら人生を送りたくありません。それよりも、持って生まれた天賦の才能を最大限に利用したいと考えます。その方が楽しく、実りも多いのです。そして意外なことに、その方がもっと大変なのです。
「平均以下の何かを平均より少し上に引き上げるには大変な努力を要し、あなたはそこに全く意味を見出しません。」
ほうほう。
「平均以上の何かを最高のものに高めるのも、同じように多大な努力を必要としますが、はるかに胸躍ります。」
そうなのかなー
「あなたは自分の弱みを嘆きながら人生を送りたくありません。それよりも、持って生まれた天賦の才能を最大限に利用したいと考えます。その方が楽しく、実りも多いのです。そして意外なことに、その方がもっと大変なのです。」
大変なんかい!いやー、甘くはないですな。
(3)調和性
あなたは同意点を求めます。あなたは、衝突や摩擦から得るものはないという考えを持っているため、そのような争いを最小限にしようとします。
周囲の人々が異なる意見を持っていることが分かると、あなたはその中の共通する部分を見出そうとします。あなたは彼らを対立から遠ざけて調和に向かわせようとします。事実、調和はあなたの行動を左右する価値観の一つです。人々が自分の意見を他人に押しつけるために無駄にしている時間の多さは、あなたには信じがたいほどです。
もし私たちが意見を述べることを控え目にし、代わりに同意や支援を求めるようにすれば、皆がもっと生産的になれるのではないでしょうか? あなたはそうなると信じています。そしてその信念によって生きています。
他の人が自分の目標や、主張や、強く抱いている意見を声高に話している時、あなたは沈黙を守ります。他の人がある方向に動き出すと、あなたは調和という名のもとに(彼らの基本的価値観があなたの価値観と衝突しない限り)、喜んで彼らに合わせてあなた自身の目標を修正するでしょう。他の人たちが自分たちのお気に入りの理論や考えについて議論を始めると、あなたは論争を避ける方向に持っていき、全員が賛同できる、実用的で地に足の着いた事柄について話すことの方を取ります。
あなたの見方では、私たちは全員同じ船に乗り合わせていて、この船をこれから行こうとしている所に到着させる必要があるのです。それはしっかりした船です。単に自分が船を揺することをできることを示すために、わざわざ船を揺する必要などないのです。
これもすっごい分かる。「他の人が自分の目標や、主張や、強く抱いている意見を声高に話している時、あなたは沈黙を守ります。」というのも分かる。思っていても異論は言いません。(おい、それでいいのか。)
激しく各自が意見を出している状況では「みなさんでやってください。決まったらまた呼んでね」という気分になってしまいます。一方で、意見が対立しているときに、なんとかまとめる方向に持っていく場合、早く争いを終わらせたいので着地点を探すのは得意かもしれません。
(4)公平性
あなたにとって、バランスはとても大切です。あなたは、地位とは関係なく人々を平等に扱う必要性を強く信じています。ですから、あなたは誰か一人が特別扱いされることを望みません。
あなたは、このようなことが利己主義や個人主義につながると考えています。それは、一部の人がコネや、出自や、わいろによって、不公正な利益を得るような世の中につながります。これはあなたが心から嫌悪していることです。
あなたは自分自身を、そんな状況を作らないための監視役だと考えています。このような特権がまかり通る世の中とは対照的に、あなたは、規則が明確で誰にでも平等に適用される矛盾のない環境で、人々は最高の働きをすると信じています。
これは、人々が何を期待されているかを分かっている環境です。それは予測が可能で、公正な環境です。これこそ公平さです。このような環境でこそ、人は自分の価値を発揮する公平な機会を持ちます。
まあそうかもしれない。基本的に人を判断するのは、その人と話して面白いかどうか、でしかないです。生まれとか仕事とか、そういうのはあんまり気にしない。
「実利的なので、ブレーンストーミングや長期計画のような観念的な仕事より、結果が明確にわかる仕事や何かを決定する仕事のほうが向いている。」とのこと。あー、分かる。短期間で集中して取り組む仕事が好きです。
なるほど。以下の「適応性」にも通じることかも。
(5)適応性
あなたにとって今この瞬間が最も重要です。あなたは将来を既に決まっているものとは考えていません。将来というのは、今あなたが行う選択によって変わっていくものだと考えています。
つまり、それぞれの時点で進む方向を一つずつ選択することによって、将来を見出すのです。これは計画がないということではありません。おそらく計画は立てているでしょう。たとえ計画が予定通りに行かなくなったとしても、適応性という資質によって、あなたはその時々の状況に容易に対応することができるのです。
突然の要請や予期せぬ回り道に憤慨する人も中にはいますが、あなたは違います。あなたは、それらを期待しているのです。それらは必然のことであり、実のところ、あなたはある程度それを待ち望んでいます。あなたは生まれつき大変柔軟性のある人です。仕事上の必要から同時にいくつものことに注意を払わなければならない場合でも、常に生産性を保つことができます。
ガチガチの計画は苦手。なぜなら直前に状況は変わるかもしれないし、自分の気分が変わるかもしれない、と思っています。 よく言えば柔軟に対応できるということなんですかねぇ。2016年に行った海外放浪はほぼ何も計画しないで大いに楽しみました。最近好きなぶらり途中下車の旅も無計画ですし。
短期で結果が出る勝負を数多くこなすのが好きですね。長期戦は苦手。とはいえ長期的に取り組まなければならないものもあるので、細かくタスクを切ることで短期的な仕事に落とし込んでうまく乗り切るスキルが必要かも。
概ね当たってると思います。こうした結果をもとに、自分の仕事をうまく当てはめていけると少しは仕事がやりやすくなるのかもしれません。まあ、それができたら苦労しないのですけど。
本書では、上記の強みを持っている人たちが実際の仕事の場面で考えていることが書かれています。また、「資質の順位に重要な意味ああるのか」「弱点にはどうやって対応すればよいのか」「実際に強みをどう生かせばよいか」などについても書かれているようです。ざっくり読みました。
他にも仕事に関する適正テスト系のものがあるので試しにやってみてはどうでしょうか。特に就活生はやってみるといいかもしれませんね。
こちらは15~30分くらいで実施可能。会員登録が必要です。
無料で自分のよい点を判定するリクナビNEXTの「グッドポイント診断」をやってみた。
これは10分くらいです。私は「エンターテイナー」でした。なにそれ。
『非常に正確で「ちょっぴりゾッとする」』という評判の性格テスト(16Personalities)に再挑戦。
16Personalitiesの簡易版ならこちら。
3分かからず無料で性格診断ができる「ロルモ」をやってみた。中高生にオススメでしょうかね。