3月末です。最近Facebookを見ていると「学校を卒業しました」という同世代の投稿がチラホラありました。同世代ということなので30歳前後です。恐らく一度は社会人として働いていたけど学びなおすことを選択した人たちなのでしょう。
素直に尊敬する
以前やっていた仕事を辞めて学校に入り直している人は凄いと思います。恐らく社会人として働く中で気づくことがあったのでしょう。どういう仕事が自分に向いているのか、本当に自分がやりたいことは何なのかを考えて、何が足りないかを明確にとらえ、思い切って行動に移したんだと思います。なかなか踏み切れないでしょ。
自分も昨年前職を辞めました。自分の場合は心身ともに疲弊していて、このままでは業界問わず働くこと自体が無理になると思ったので、エネルギー補給の意味で半年間国内外放浪することを選びました。
そういえば最近転職した人もいます。それはそれできっと別の課題があって、それを解決するために動いたのでしょう。
色々な動きがもっと普通になっていく
以前読んだ「ライフ・シフト」の序文ではこう述べています。
同世代の人たちが同時に同じキャリアの選択をおこなうという常識は、過去のものになっていく。同世代が同時期に大学に進み、同時期に就職し、同時期に子どもをつくり、同時期に仕事を退く ‐ 隊列を乱さずに一斉行進する集団さながらの画一的な生き方は、時代遅れになるだろう。
同年代が同時に教育→仕事→引退という流れが徐々に崩れてきているらしいです。実際に自分の周りでも増えてます。会社勤めてから大学で別の分野について学び異なる業界で活躍したり、引退していた人が働き始めるといったことも増えていくのでしょう。
昨年ニュージーランドに行ったときに会ったはっしーも、IT企業で長時間労働に苦しんで色々考えた結果、海外の大学で勉強しなおして今は楽しく仕事しています。行動力すげぇ。
(ちなみに海外の平均大学入学年齢は22~30歳らしいです。一度社会人を経験してから大学に入学する人が多いんですかね。)
世界主要国の大学進学率、大学入学年齢はこうなっている!―ノルウェー:大学入学年齢平均:30歳 | 生活 | 大学生活 | マイナビ 学生の窓口
もちろん最初の仕事がすごく合っていて楽しく続けられているのは幸せなこと。でもそんな人はごく少数だと思います。一社目で最高の会社に勤められるなんて幸運でしょう。
現状に不満があるけど不満を言いながら現状を受け入れて我慢しているだけの状態はよくない。改善するための検討やアクションを起こしたほうがいい。仕事でPDCA回せているのに、自分の人生のPDCA回さないでどうするんだ、と思ってしまいます。
おわり
この年齢で大学で学びなおした人たちを素直に尊敬します。ハタから見たら人生遠回りになっているかもしれませんが、人生まっすぐ頂上目指すものではないと思うので、迂回しながら楽しく各自の納得感ある人生進んでいきましょ。
現状に不満があるなら自分で考えてアクション(大学入学?転職?起業?異動?etc...)を起こすことが大切なのかな、と思います。