2016年夏から新しい仕事を初めて半年過ぎました。基本的にはリモートワークで地元茨城県古河市の実家や近くのカフェで働いています。快適。
リモートワークやっているうちに、世の中のリモートワークで働いている方々の様子が気になったのでちょっと調べてみました。すでに先輩として色々試行錯誤している人が結構いるんですね。
リモートワークをやってみて
「ノマド(遊牧民)」という言葉はあんまり好きではないですが、たぶん端的に言える単語はやっぱり「ノマド」とか「ノマドワーカー」という表現になってしまうのでしょうかね。
とりあえず満員電車に乗らなくてよくなったことは最高です。これだけで1日の3割ほどの気力体力が奪われていたような気がするので、通勤しなくてよくなったのは大きなメリットです。
そしてオフィスに拘束されないのも大きい。(これは個人的な変な特徴もしくは病気?ですが)オフィスであの雰囲気でずっと仕事するのがストレスでした。あれで3割気力体力奪われていたような気がするので、常に朝~夜をオフィスで過ごさなくてよくなったのもメリットです。なんか周囲に気を遣っちゃうんですよ。。。
つまり残りの4割の気力体力でがんばっていたのか。
世の中の方々はどうしてるのか
ちと「リモートワーク」などで調べてみたら、数名の方がすでに経験談をブログに書いていて、参考になりました。
はてなにおけるリモートワークあれこれ - だいくしー(@daiksy)のはてなブログ
朝会でZoomを使う理由は、自分の端末上でZoomを実行し、かならずチームメンバー全員がそれぞれ自分の端末でテレビ会議システムにログインするようにするためです。こうすることで、自宅からの参加者とオフィス勤務のメンバーとで、環境を揃えることができ、オフィス出勤者同士でワイワイしてるのを自宅から眺める、といった変な距離感が発生しないようにしています。
オフィスワーカーとリモートワーカー両方いる場合には気を付けたほうがいいことかもしれません。他にも「込み入った議論は同じ場所で話し合う必要がある」「リモートワークでは兼務が難しい」などの参考になる話が出てきます。
いろいろありましたが、上記記事では個人的には以下が一番賛同しました。
会話の際の声のトーンや表情、日常の所作。そういったところから、我々は非常に多くの情報を読み取りながら他者とコミュニケーションをとります。リモートワークにおけるコミュニケーションでは、こういった「言葉以外の情報」の多くが欠けてしまうことに注意する必要があります。
Slackで日常的にチャットをする場合、我々は絵文字を多用します。これは、言葉だけでは伝わらない自分の感情をチャット上で補完するためのテクニックです。たとえば、レビューなどで少し込み入った議論をする場合、どうしてもきつい文体になってしまうので、その場合「自分は別に機嫌が悪いわけではない」ということをチャット越しに伝える(感嘆符をつけたり、「〇〇ですー」と語尾を伸ばしてみたり)といった具合です。
長くなってしまいましたが、ここ重要かと。自分もこれは意識しています。仕事に限らず、LINEやFacebookでやり取りするときもです。(青木とメッセンジャーでやりとりしたことある人は見てみてください。たぶん「-」とか絵文字や顔文字をまあまあ使っています。文字だけのコミュニケーションは感情が欠落してしまうので気を付けてます。)
他にも探していたら
- リモートワーカーは人柄が大事
- 文章力のある人を雇う
- 短期契約で相手を知る
ってところが特に「(゚ー゚)(。_。)ウンウン」って感じだったのでそこに関して個人的にもうちょい掘り下げておこうと思います。
うんうん。
今の職場で(もう辞めちゃった方なんですが)文字コミュニケーションがめちゃくちゃうまい方がいて、その人のやり方で僕が真似しているやつを雑に書いておくと、
- 絵文字を多用する(一文に対し一個くらい。ギャルみたいに何個も使う必要はないです笑)
- (上とほぼ一緒ですが)顔文字、画像を多用する(LGTMとかChromeのextensionがいくつかあるのでこれは結構浸透してる気がします)
- ただ彼女とLINEとかするときにスタンプ多用するとキレられた経験がある人もいると思いますが(?)、コードレビューとかで毎回画像貼るだけ、とかは「明らかにこいつコミュニケーションに手抜いてんな」って思われる可能性があるのでバランス考える(これ思ってるの僕だけかもです)
- ちゃんとレビューしてればいいんですが、特にコードにコメントとかなしにLGTMの画像貼るだけの人とか過去にいたんで、こういうのはコミュニケーション以前の問題ですね...笑
- 引用元を極力添える
- コードレビューの際とかによく言われる?ことかもですが、「僕は思うです」とかじゃなくてある一定数の人も賛同してるとかの方が納得しやすいですよね。
分かるなー。
(個人的に共感する部分が多すぎてついつい引用しすぎてしまう。)
他にも面白い取り組みを発見。
リモートワークライフをより快適に送るために個人として取り入れている工夫 #remoteadvent - へろへろもへじ
(これもはてなブログで書かれています。エンジニアの人ってはてなブログ好きなんですね。)
この記事の中では「社長ラジオ」と「日報ならぬ分報」というやり方が紹介されている。
社長ラジオは
オフィスに社長がいなくても思いは共有できる 〜 リモートチームならやるべき「社長ラジオ」 | Social Change!
社内向けの情報発信としてブログや文章でもいいのですが、文章にするとどうしても確定事項の通達っぽくなりますが、それでは社員の自主性は高まりません。口頭で伝えることでふわっとしたニュアンスも伝えられるのがとても良かったのです。
という感じらしく、「ニュアンス」が絶妙に伝えられるのがよさそう。
分報については
Slackで簡単に「日報」ならぬ「分報」をチームで実現する3ステップ〜Problemが10分で解決するチャットを作ろう | | Craftsman Software Inc.
(はてブ300超え。けっこうバズってる。)おもしろい。社内ツイッターみたいなものなんですね。このやり方はそれなりに人数がいないと機能しないのかなー。でも直接メンション送るほどのことでもないようなことが共有できるのがいいかも。
おわり
探してみたら多くの人がすでにリモートワークでの働き方を試行錯誤しているようで参考になりました。個人として取り入れられるのもは取り入れつつ、いろいろ試してみようかと思います。
リモートワークに便利なツールやアイディアは今後も色々出てくるのでしょう。継続的に参考情報は仕入れていきたいです。
で。やはり全般的にコミュニケーションの方法をどうすべきかの課題が多い模様。これだけだと「やっぱりメンバー間でコミュニケーションするには集まって一か所でやるのが一番」と思うかもしれないです。
しかし、同じ場所にいるのは距離が近すぎて逆に窮屈というのが個人的な印象です。何か聞きたいことがあっても相手は業務に集中していて邪魔するのは申し訳ない。だからといって、目の前に相手がいるのにメールを送るのは逆に変だと思われる。さて、どうしよう。となってしまいます。(そういう性格なんです。)
そんな性格のおかげでオフィスワーカーだったころはマジしんどかったです。今はリモートワーク中心になってメチャクチャ仕事しやすくなりました。でもまだ改善したい点はあるので、いろいろ参考にしながらやっていければと思います。
今後も試行錯誤は少しずつしていきたいです。