今週はこの本を読みました。
目的と違う本だった
実は間違えて読みました。本当は
これを読みたかったんです。たまたま本の紹介を見たときに「引っ越ししようとしているので、家賃とか築年数など要素ではなくて、どういう町に住むか?というのも大切だよね。」と思ったので。
しかし「佐々木俊尚」というキーワードだけ頭の中に残っていて「レイヤー化する世界」を読んでました。まあKindle Unlimitedの対象なのでいいんですけど。
気づかないで読み始めると序盤は世界史の話。前段の話なげーな、と思いつつアジア・アフリカの歴史について学んでしまいました。ヨーロッパって昔は世界の中心では無かったんですね。(今さら)
思いがけず世界史の勉強をしてしまいました。せいぜい2時間程度なので雰囲気を知った程度ですが。本書終盤になりいつまでたっても「暮らし」の話が出てこなくてようやく気付く。
そういう本もアリだと思う
まあ、目的と違ってしまってもいいと思うんですけどね。たまには。
自分の興味ある情報ばかり触れてしまうと、視野が狭く偏ってしまう。
そこで思い出したのが以下の記事。
グーグルやフェイスブックが、情報をパーソナル化のフィルターにかけ続けることで、ユーザーは自分の興味関心に合うものだけに囲まれて、逆にそれ以外からは遮断されてしまう状態――それが"フィルターバブル"だ。そのデメリットは、フィルターの精度が上がれば上がるほど、ユーザーはどんどんと情報のタコツボに入り込み、自分と違った立場、違った視点の情報に接する機会が無くなってしまうことだ。
へー、フィルターバブルって言うんですね。
FacebookやGoogleって、ユーザがどのような情報に興味があるか分析して表示してくる仕組みになってるんですよ。そうなるといつの間にか自分の興味ある情報ばかりがタイムラインや検索結果に表示されるようになると。それってちょっと怖いような気が。
そういう意味で、今回間違えて本を選んだおかげで、普段ほとんど興味のない世界史についてちょっと知ることができた。それが何か大きく意味があるかどうかは分かりませんけどね。バーに行って知らない人と話すのが面白いのと似ているかも。(初対面好きなんです)
そういえば書店でたまたま手に取って読む、というのを最近していない気がする。ネット探したほうが目的の本は一発で見つかるし購入できるけど、意外な出会いみたいなものが減っちゃうんですよね。
たまには書店にでも行ってみようかな。でも、タイトル買いして失敗したこともあるので、それは気を付けたい。
いつもAmazonとかで本を買っている人は、フラっと書店にでも行ってみると、自分の視野外の面白い本に出合えるかも。