先日久しぶりにあった知り合いから言われました。
ワタクシこの半年ほどは毎日何かしら投稿しているのですが、その知り合い(「A氏」とします)のニュースフィードにはほとんど表示されなくなっていたらしいです。Facebookのニュースフィードは単純な時系列に表示されるわけではないというのは知っていましたが、そこまで露骨に表示されないことを初めて実感。
ちょっとこれはいかんなと思いましたので仕組みをちょっと調べてみます。
ニュースフィードには「ハイライト」と「最新情報」表示がある
Facebookの仕組みを知らない方でも気づいている人はいると思いますが、現在のFacebookは単純に時系列に投稿を表示していません。数時間前に投稿された知り合いの投稿を一切目にしないということもあり得ます。
PCでFacebook見るとこんな設定があります。(スマホでは無いみたいです。)
みなさん基本は「ハイライト」に設定されてます。「ハイライト」にしておくと、Facebook独自のアルゴリズム「エッジランク」というものに基づいてニュースフィードの表示順が変わってきます。(「最新情報」に切り替えると時系列で見ることができます。昔のSNSは全部「最新情報」で表示でした)
エッジランクで親密な人の投稿だけ目に入りやすくなる
このエッジランクはどういうものかというと。。。
解説してくれるページはたくさんあるので詳細はそちらで。
ニュースフィード(タイムライン)の表示順はどう決まる?Facebook・Twitter・Instagramのアルゴリズムを理解してリーチを伸ばすには
より効果的に運用するために!Facebookページでの「リーチ」を理解しよう|ferret [フェレット]
アルゴリズムは日々調整されているようなのです。現時点では「親密度」「重み」「時間」の三つがポイントらしい。青木の投稿に対してA氏のニュースフィードがどうなっていたか考えてみると
親密度
A氏はまったく「いいね!」をしてくれていませんでした。(最近はしてくれます。ありがとう!)恐らくブログの投稿へのリンクも押してなかったのでしょう。完全に無視。Facebookからしたら「ああ、A氏は青木の投稿に対して「いいね!」しないしリンクもクリックしないのか。興味ないね。じゃあ「親密度」は低だね」と判断されたわけです。悲しい。でもそうですよね。
重み
A氏以外からどれだけ「いいね!」やシェアを得られたかが計算されます。青木の投稿は残念ながら毎回10個の「いいね!」も獲得できていません。知ってます。ブログって反応よくないんですよ。リンクをクリックするの面倒ですもんね。クリックしてもらえるようなタイトル・画像や、日々の内容を有意義なものにできるように精進します。たまには「絶対に失敗しない〇〇のやり方」みたいにクリックしたくなるような煽った内容投稿しましょうかね。。。
時間
最近は夜中に投稿してます。そのため朝になるころにはニュースフィードの後半になってしまっているのでしょう。上記「親密度」と「重み」があれば1日くらいではそんなに下まで追いやられないのでしょうけど、A氏との親密度や日々の「いいね!」の少なさからすると仕方ないのかと。夜書いてますが、そのあと朝投稿にしましょうかね。(この投稿は朝投稿にしてみました)
読む側としての問題と対策
実は投稿しないで読むことメインですよ、という方にもちょっと困った問題がありまして、Facebookのアルゴリズムも完璧ではないので見たい人の投稿を全然見られない状況なんてことも発生する可能性あります。
実は仕事で関係を持っていて有意義なことを書いてる人の投稿を見逃したり。。。
そんなことにならないように青木は対策してます。
相手のページに行きニュースフィードに「トップに表示」されるように設定可能です。数名に対してこの設定をしています。これでこの人の投稿は一度は必ずトップに表示されるようになります。(画面更新してニュースフィードを再表示すると他の投稿と同じ扱いでトップに表示されるとは限らなくなります)
ちなみに逆のこともできて、「~のフォローをやめる」というのもできます。たくさん投稿していてニュースフィードを埋め尽くすようなことをしている人は、すみませんがフォローはやめさせてもらっています。他の情報が埋もれてしまうので。。。(友達削除でもいいのですが、そこまでの人はいません)
あとは冒頭で紹介したニュースフィードの設定を「最新情報」にしてみるのもいいかもしれません。投稿時間順に投稿を見ることができます。(ただしPCでしかできないのでちょっと不便かも)
まとめ
Facebookのアルゴリズムは都度改善をしているのでこのままかどうかは分かりませんが、自分の意図したとおりに人の情報を集めたいならば少しは対策をお勧めします。
Facebookのアルゴリズムによってこのように投稿が偏るのは最近では「フィルターバブル」として問題にあげられることがありますが、そういう偏りに対応するのも必要なのかな、と最近は感じています。
ネットのタコツボ化"フィルターバブル"を破る方法とは? | 平 和博
グーグルやフェイスブックが、情報をパーソナル化のフィルターにかけ続けることで、ユーザーは自分の興味関心に合うものだけに囲まれて、逆にそれ以外からは遮断されてしまう状態――それが"フィルターバブル"だ。
そのデメリットは、フィルターの精度が上がれば上がるほど、ユーザーはどんどんと情報のタコツボに入り込み、自分と違った立場、違った視点の情報に接する機会が無くなってしまうことだ。
Facebook含めたSNSは楽しいツールであるだけでなく、仕事などにもつながる重要なものとして位置付けで使っています。うまく使っていたいものです。