西葛西で一人で入って店員さんや他のお客さんと話せそうな店を開拓しました。
富山の料理がメインの「風の盆」
西葛西駅北口から徒歩3分程度。平日の22時過ぎに訪問。
ドア越しにちら見すると常連と思わしき人たちがカウンターに立つ店員さんと楽しそうに話しているのが見えます。いい雰囲気。しかしアウェー感が満載。入る前に食べログを見てみても情報が少なめだったのでちょっと躊躇しましたが、思い切って入ってみることに。この瞬間が楽しいんですよ。どうなるか分からない期待と不安。
カウンター中央には常連3名。カウンターの店員さんと会話中。一番右側には無言で飲むサラリーマンが1人。反対サイドの左端に着席。店員さんにビールを注いでもらいちびちび飲みながらメニューを見つつ様子を伺う。店内にはテレビが2つあるので目のやりどころには困らない。
富山料理がウリらしい。魚系もいいな。。。
ふむふむ。韓国風ヤッコをもらいます。(実はキムチと豆腐が好物)
鹿?猪?珍しい。これにします。
この日は鹿は無いとのことで猪串焼をいただくことに。
猪串焼(690円)
辛くない紅葉おろしが載っています。変わった商品を揃えてますねー。これだから個人のお店は面白い。ちょっと味にクセがあります。豚よりは牛に近い感じでしょうか。
20分ほどで常連さんが帰っていき自分と店員さんのみに。ちょっと喋ってみると意外に共通点があってびっくり。
「茨城県の古河(青木の地元)には高校サッカーを見に行ったことがある。」
「東西線の南行徳に住んでいたことがある(青木も昔住んでました)」
「大江戸線の森下に住んだこともある(青木も昔住んでました)」
ということで怖いくらいローカルな話題の連発。「あそこのローソンの裏にある◯◯っていう店が美味しいですよね」とか、他の人が聞いたら絶対分からない話で盛り上がる。年齢は青木より3つ年上。仲良くなりすぎて
「パソコン詳しいんですよね。ちょっとパソコンの調子悪いんで見てもらえますか?」
フレンドリーです。(ちなみに解決できませんでした。すんません。)
楽しくワイワイ飲ませて頂きました。
店が暇になった模様で裏から60代くらいの男性と女性が出てきました。オーナーの2人(姉と弟さん)らしいです。20歳ぐらいに富山から東京に出てきてから西葛西駅近くで50人くらい入るお店をやっていたそうです。しかし最近は大きな店を営むのは大変なので小さな店に切り替えたとのこと。今の店は開店して約5年。満員になってもカウンター8人、テーブル8人程度です。これくらいの規模はいいですよね。ちゃんとお客さんと話せるし。
何名かの力士の手形色紙が貼ってあったり、オーナーの出身地近く?の富山県越中八尾のお祭りを表現した掛け軸のようなものが飾ってあります。
ちなみに「鹿肉はなんで出してるんですか?」と聞くと「遊び心」という回答。富山特産というわけではないらしい。いいですね。こういう個性があるお店が好きです。チェーン店には無い味わいです。
近所の色々な人が来るらしく。この方も年に数回いらっしゃるとか。
近所らしいです。
そういえば西葛西は専門学校が多い街らしい。10校くらいあったような気がします。
基本情報
月曜定休日、朝5時までやってます。
こういう一人でフラっと入れる店をもっと開拓していきます。