タイトルは牧野富太郎という人の言葉の引用です。昨年、仕事に疲れ切って国内外を放浪してたまたま入った高知の「牧野富太郎記念館」で見つけました。
「なるほど、自分は自然にとけこんでなかったからよろこびを感ずることができなかったのか」と、謎の納得をしたのを思い出します。
牧野 富太郎(まきの とみたろう、1862年5月22日(文久2年4月24日) - 1957年(昭和32年)1月18日)は、日本の植物学者。高知県高岡郡佐川町出身。
「日本の植物学の父」といわれ、多数の新種を発見し命名も行った近代植物分類学の権威である。その研究成果は50万点もの標本や観察記録、そして『牧野日本植物図鑑』に代表される多数の著作として残っている。小学校中退でありながら理学博士の学位も得て、生まれた日は「植物学の日」に制定された。
ここ最近数年で自然に触れることは大切だとようやく気づいたんですよ。これを知り合いに話したら「え、今さら?」って言われたんですけどね。笑
昨年の放浪では主に自然を求めていた
色々なところに行きましたが、一番癒しや感動を得られたのは結局自然豊かな場所が多かったです。
ニュージーランドのアオラキ・マウントクック。ニュージーランドはどこに行っても自然が豊かでした。面積は日本の三分の二程度なのに人口はたったの約500万人。そりゃ自然も多いですわ。
四国旅行でよかった場所の一つが、高松と小豆島の往復する船の上。船乗ってボケッとしました。でもただそれだけで楽しい。
フィジーの海も見ながらボケっとしてました。この後ろ姿は今見ると心配になります。笑
今の家は都内の中でも比較的自然がある場所
江戸川区の西葛西に住んでいます。自然の有無は意識して選びました。
できるだけこうした場所を訪れるようにしています。主にジョギングしながら。
前職で仕事がヤバイときは近くの川を見に行った
まとめ
人の一生で、自然に親しむということほど有益なことはありません。人間はもともと自然の一員なのですから、自然にとけこんでこそ、はじめて生きているよろこびを感ずることができるのだと思います。
自然に親しむためには、まずおのれを捨てて自然の中に飛び込んでいくことです。そしてわたしたちの目に映じ、耳に聞こえ、はだに感ずるものをすなおに観察し、そこから多くのものを学びとることです。
そういえば、前職では都内のマンションとオフィスの往復で、あんまり自然と触れ合う機会がなかったような。たまの昼休みに30分ほどオフィス近くの川沿いのベンチでぼーっとしていたのは、自然が足りていない症状の表れだったのかもしれない。
たまには意識して自然に触れたほうがいいですよ、という話でした。