最近マーケティングや広報についてコツコツ勉強中。今回は「ペルソナ」とやらを取り上げます。ということで今回の記事はあくまで「勉強メモ」的なものになります。(実際に活用した人間がノウハウを語るわけではありませんよ。)
ペルソナとは
実際に自社の商品やサービスを使ってくれるであろうモデルユーザー(ペルソナ)を作り出し、そのユーザーのニーズを満たすような形で商品やサービスを設計するというマーケティング手法です。
ペルソナマーケティングが5分で理解できる!【日本企業の厳選事例6選】
誰相手に商品・サービスを提供していくのかをしっかりイメージするということのようです。しかもけっこう詳細にイメージするらしく、まるでドラマに出て来る登場人物像を定義するような感じ?そこまでやることでリアリティがでるということなんですね。
(数ヶ月前、最初にペルソナと聞いたときはゲームが頭に浮かびました。Persona | アトラス公式サイト)
ペルソナを活用した事例
冒頭で紹介した記事中では6つの企業での事例が書いていますが、それより記事最後に書かれているアメリカのネットマーケティング支援会社MODassicの話が面白い。
MODassic社は自社ブログを運営しており、そのブログ記事の一つひとつにペルソナがいて、そのペルソナのためだけに記事が書かれています。
MODassic社はこのペルソナ(メアリー)がグーグル検索を使ってベクターファイルとは何かを調べるだろうと仮説を立て、ペルソナ(メアリー)が欲しい情報をつめ込んだ記事を書きました。その結果、一日600PVを獲得するような記事になったそうです。
ブログ記事の一つひとつに別のペルソナ。。。これだけ読むと「そんなにうまくいくのかー?」って思ってしまうけど、ここには書ききれないもっと詳細な検討事項があったのでしょうね。
この記事の他の部分も、ざっと読んでみましたが、6つの事例は「ペルソナ作った→それを参考に商品つくった→大成功」くらいのざっくり感なのでなぜ効果があったのかはさらにリンク先を読む必要がありそう。
リンク先を読んでみると
カルビーのジャガビーでのペルソナ
事例データベース - 自己流「ペルソナ」で大ヒット商品生み出す:ITpro
ペルソナを作るメリットは大きく2つ。担当者間で顧客像を明確にすることで顧客の視点で商品やサービスを開発できること。マーケティング担当者の顧客への感情移入を助ける。もう1つは、担当者間で顧客像を共有化することでマーケティングにぶれが生じにくいこと。
顧客像を明確にすること。これは確かに大切なんでしょう。とはいえ間違った顧客像を定義してしまうと常に勘違いな施策を打ち続けてしまうということでしょうか。
三菱商事社内ベンチャー Soup Stock Tokyo
女性に愛され、売上高42億円の「Soup Stock Tokyo」- 成長を支え続けてきた究極のマーケティング手法とは?|U-NOTE [ユーノート]
ペルソナを細かく設定しておくと、自分たちはどんなことをしていけば良いのかが分かり易くなるため、様々な施策を積極的に打ち出していくことができる。
なるほどー。まずは「こういう顧客がいる」という仮説を立てないと、いろいろな決め事も決められない、というのはあるかもしれない。ペルソナに限らないですが、いろいろと仮説を立てて動くことが重要かも。
ペルソナを作る手順
誰でもできるペルソナの作り方〜マーケティングの現場で活用できる良質なペルソナを作る手順 | カイロスのマーケティングブログ
これでまあまあまとめられれている
どのような状況であればペルソナが必要?
上記では「様々な施策を打ち出すことができる」とあるので、施策をどんどん打っていきたい場合にも効果を発揮。メンバーで同じペルソナをイメージできていると、議論している際に互いの頭の中にある顧客像が一致して認識のズレも起きないか。
いいペルソナを作ることができないのであれば不要でしょう。顧客データがある程度揃っていて、それを元に作ることができればやる意味があるかも。
過去に一読した以下の書籍では
ペルソナの目的は「顧客目線を徹底すること」「顧客の気持ちを深いレベルで理解するため」とありました。
顧客データがなくて、認識を揃えるメンバーがおらず、顧客目線が不要、マーケティングの施策打ちません。ということであればやる必要ないですね。(どんな状況だ)
コツコツ勉強中です。マーケティング詳しい人、教えて欲しい。