一般財団法人インターネット協会が主催している「インターネットにおけるルール&マナー検定」というものを受けてみました。
ちなみにインターネット協会はこんな団体でして
■目的
「インターネット上に未来社会を築く」
インターネットの発展を推進することにより、高度情報化社会の形成を図り、我が国の経済社会の発展と国民生活の向上に資することを目的とします。
今回受けた検定は無料で受けることができます。
ネット上でのルールやマナーの知識を測定することにより、それらを学べるようにした検定です。
受検料が無料で、いつでも何度でも受検でき、正解および解説を見ることができます。
いくつかある中で今回は一番問題数が多く、受験可能期間が限られている「大人版」を受けました。仕事上必要な「インターネット利用アドバイザー資格」を取得するためです。
取得するためには(何度でも再受験可能ですが)100点中90点以上を取得する必要があります。その上で、認定書発行(有料)と論文・面接試験(有料)を受けなければなりません。
今回はひとまず第一歩のWEBで受験できるルール&マナー検定を受けてみた感想を書いてみます。
少し大変。難しい問題もある
大人版は問題数が100問です。それなりに数が多いので時間がかかります。合間に仕事をしたり問題について調べたり休憩挟んだりしながらですが、3時間程度かかりました。
タイトル通り「ルール」と「マナー」に関する問題が4択選択形式で出題されます。
「ルール」に関しては法律関係が多かったです。著作権関連はちょっと難しかったですよ。ちょくちょく調べる必要がありました。
「マナー」に関してはほとんどが調べる必要の無い問題でした。とはいえ気を抜くと間違えます。
勉強になる
著作権などの法律関連、プロバイダ責任制限法、インターネットで医薬品を販売をするための法律、スパイウェアなどなど、幅広く問題が出されます。ネットで検索すればヒントは得られますが、少し考える必要がある問題が多かったです。
文字通りネットに関するルールやマナーの知識をつけたいのであれば、ちょうどいい問題かと思います。
一例として、以下を調べてみたら
医薬品のインターネット販売にかんする法律・ルール[改正薬事法]
医薬品をネット販売するには「実店舗が必要」「サイト内での購入者のレビューや口コミは禁止」などのことが書いてあって一人で「へー」って感心してました。実際にAmazonでバファリンとか検索してみるとレビューが無い。普段薬品購入しないから知らなかった。
90点以上をとるためには
普段からネットを活用していることが必要です。ただし、電子メールのマナーなどに関する問題もあるので、業務で使ったことが無い学生などはちょっと困るかもしれません。(とはいっても常識的な問題が多いですが)
そして難しい問題にぶちあたったときに検索して調べる能力も最低限必要でしょう。これも普段からネットで調べ物をする習慣があれば問題無いかと。
受験する場合は十分な時間を確保してください。上述しましたが時間が必要。難しい問題を正解するためにネット検索することもあるでしょう。割り込み仕事なども入ってくることを考えると余裕を持って4時間くらいは確保した方がいいと思います。(6時間以内に全回答できないとやり直しになってしまう仕組みになっています)
まとめ
簡単な問題だけでなく、やや難しい問題があっていい勉強にもなりました。100問ということでちょっと時間も必要です。無料で受験可能なので、資格が必要というわけではなくても試しに受験してみるのもいいかもしれません。
受験はこちらから↓