ネットで嘘の画像を判別する方法を試してみました。
先日(2016/11/22)東北で大きめの地震があったとき、実際に来た津波よりも大きな津波が来たかのように見せかけるツイートをする人がいました。
そのツイートでは「津波やべええええええ」という文言と、2011年震災時の大津波画像を使ったデマツイートが流れました。(そもそも、こういうデマはマジやめろ!)
(デマ画像流布の件と、デマに騙されない方法について考えてみた記事はこちら)
騙されないような方法として
ちゃんとした情報かどうかは、「公式アカウントの情報かどうか」「そのアカウントの過去の投稿がまともか」「出典があるか」などで、ある程度判断可能。
ということを書きましたが、今回は「Gooogle画像検索」を使うことで、デマ画像を判別する方法を試してみます。存在は知っていたけど使うのは初めてだ。どんなんだろ。
まず2016/11/22のデマ画像を保存
ブラウザでGoogle画像検索のページを開き
ネット上の画像URLでも可能ですが、今回は保存したが画像をアップロードしてみます。
検索結果です。すごい、ちゃんと何の画像なのかが出てくる。
いくつか記事がありますが、その中から日経新聞の記事を選んでみると2011年の画像であることがわかりますね。丸パクリですな。
こういうデマを流す人はネット上からインパクトの強い画像を探してきて、自分の撮影したかのようにデマ画像を流すのでしょう。
なので、Google画像検索すれば高い確率で見つけられると思います。(なお、スマホでもChromeを使えば同様の検索は可能なようです。)
Google画像検索が有効であることは以下の記事でも紹介あり。他にも騙されないための対策がいつか書かれています。 ドメインの確認も確かに重要。
おまけ 盗用されているかも確認可能
なお、気になって自分で撮影した写真をGoogle画像検索してみると
ちゃんと自分のブログの記事が出てきました。Google画像検索すげぇ
(東京ドームとか、都内の夜景画像もヒットしてる。笑)
自分が撮影してアップした画像が盗用されていないかどうかも、これで確認可能。
たまーに、ネット上で「私の写真が勝手に使われている」と訴える人は、こうやっているらしいです。なるほど。
ということで、デマ画像に対応する方法をやってみました。画像を見て「これ本当?」って思ったら一歩立ち止まって確認するといいでしょう。