先日、とある学校の先生とこんな会話がありました。
先生「最近の子たちはネットに詳しいですよね。」
青木「そうですね。」
先生「それでも、簡単にデマには騙されるんですよ。」
青木「どんなふうにですか?」
先生「実際のニュースを少し修正して見せるだけで信じます。」
青木「どういうことですか?」
先生「例えばChromeブラウザでYahooニュース画面のソースコードを修正するんです。」
青木「なるほど。」
どういうことでしょうか。以下の画面を見てください。
「視聴率31.4%」????
プレシーズンマッチでそんなにいくのでしょうか?
実際の記事はこちら
フジテレビが生中継の浦和―ドルトムント戦、視聴率6・4% (スポーツ報知) - Yahoo!ニュース
「視聴率は6.4%」となっています。
実はChromeブラウザの機能を使えば、自分の利用している端末上限定ですが、内容を変更したものを表示することが可能です。
(以下はChromeブラウザで編集している様子)
正直、この手法で作成された画像を見せられたら、絶妙な嘘であれば自分も騙されそうです。
先日のAKB総選挙後にファンが怒りでドアを破壊したというニュースがTwitterのタイムラインに流れてきた以下のニュースは、最初見たときは本当だと思いました。あのときは過去の写真を流用していました。(実際には2014年に撮影された画像で、今回の総選挙には無関係)
NMB48須藤の結婚宣言でファンがドア破壊? デマが拡散される
こうしたデマはなかなか見破るのは難しいかもしれませんが、ネット上の情報を普段からよく入手することで多少はコツが掴めてくると思います。今回のような事例を一つ一つ知っていくことも効果的。
そんなこと言ってますが、騙されやすい性格なので気をつけます。。。