16日、トルコで憲法改正されて大統領権限が強化されたというニュースがありました。
僅差で「独裁」を選択したトルコの過ち | ワールド | 最新記事 | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト
16日、トルコでは大統領権限を大幅に強化する憲法改正案の是非を問う国民投票が実施され、レジェップ・タイップ・エルドアン大統領が勝利宣言した
なんだか怖い印象ですが、トルコといったら親日国 なことで有名です。個人的にはサッカー日韓W杯決勝トーナメント1回戦で日本を破った国という印象が特に強いです。トルコに旅行に行くとめちゃくちゃ親切にしてもらえるといううわさも聞きます。
そんなトルコ、以前からSNSを意図的に遮断していた模様。
トルコでソーシャルメディアが大規模に遮断される事態が発生、当局による規制との見方も - GIGAZINE
あ。やっぱり少し怖い印象に戻りました。 ネット検閲するような国なんですね。
ちなみにそもそもネット検閲というのは
ネット検閲(ネットけんえつ)はインターネット、イントラネット、ウェブや電子メールなどのネット上の情報を対象とした政府機関による検閲を指す。
ということで、調べてみると実は世界中でこんなに行われています。
青:検閲無し
黄:多少検閲あり
赤:厳しい検閲を実施
黒:大変厳しい検閲を実施
作者 Internet_blackholes_en7.png: 23prootiederivative work: Sebastienen (Internet_blackholes_en7.pnghttp://en.rsf.org/) [CC BY-SA 3.0 または CC BY-SA 3.0 de], ウィキメディア・コモンズ経由で
(「青になればなるほど自由でよい」かというと、そうでもなく、黄色くなっている国は先進国に多く「不適切なサイト」を遮断できているということのようです。)
トルコがやっていたのは政治的な理由でYoutubeやGoogle関連サイトを含む3,700以上のアクセスをブロックされていたとのこと。中国は特に激しくてインターネットポリスが30,000人以上もいて、政府や政治家に不都合な批判が現れると、通常は数分で削除するらしい。
オーストラリアでは汚職をもみ消そうとしたし、ミャンマーでは少し前までは個人でのウェブ接続やメール接続は認められてなかった模様。
多くの国がインターネットの利用を制限していますね。
そんな中、日本はというと
日本では2008年6月11日、青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律(青少年ネット規制法)が成立し1年以内での施行が定められた。
平和ですね。適切な範囲で情報遮断ができているようです。よかった。
ニュースを見ていると暗い話題(「ネットいじめ」「ネット依存」「ネットストーカー」)もよく目にしますが、インターネットの利用環境という観点でいうと、ブロードバンドは張り巡らされているし、過度な検閲もないみたいですし、ちゃんと恵まれた環境にいるとようですね。
せっかく恵まれたインターネット利用環境があるので、その状況に感謝しつつ、生活の中でもっとうまく活用していきたいなと思いました。(人並みの感想)